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「青森県の木」の制定


青森県の木は「ヒバ」です

 都道府県の木の制定は,昭和45年,アジアで初めて開かれる万国博覧会を記念して,毎日新聞社が提唱した「緑のニッポン全国運動」の一環として行われました。
 青森県の木「ヒバ」の制定の経緯は,当時の毎日新聞の記事によると次のようになっています。



概要
 
 青森県の“県の木”を決める県木審査委員会(委員長竹内俊吉知事)は,県にゆかりの深い「ヒバ,リンゴ,アオモリトドマツ」を候補木として県民投票を実施した結果,総投票数32,428票のうち,17,276票と最高得票のあった“ヒバ”に決定した。



選定理由
 
 県民投票で青森の代名詞でもある“リンゴ”を破って“ヒバ”が選ばれた。ヒバと青森の結びつきは一万年以上も続いている。つまり,沖積世の時代から,ヒバは県下に群生しており「青森」という名も実はヒバの大森林からとったもの。ヒバはヒノキ科アスナロ属の変種で針葉樹。建材に好適なので,弘前城,長勝寺など県内の神社仏閣はすべてヒバ材でつくられている。用材になるまで200年もかかるため,県は早く育つよう改良する。




選定経緯
 
 昭和41年6月9日(木),毎日新聞社が,みんなの手で郷土の木を選び出そう、そして,みんなの力を合わせて育てあげ,緑のニッポンをつくり出そう「緑のニッポン全国運動」を提唱し,昭和45年,千里丘陵(大阪府吹田市)で開かれる万国博覧会記念事業として,記念植樹を通じて,国民のみなさんに万国博への参加を呼びかけるとしてスタートした。
 昭和41年8月31日(水),「県の木」候補木として,ヒバ,リンゴ,アオモリトドマツ(毎日新聞掲載)が決定した。
 昭和41年9月16日(金),県木審査委員会(委員長竹内俊吉知事)は,県民投票の結果,最高得票17,276票(総投票数32,428票)を獲得した「ヒバ」に決定した。
 昭和41年11月12日(土),静岡県(12月10日予定)を除く,都道府県の木が発表された。

青森県木材協同組合
〒030-0151
青森県青森市大字高田字川瀬104-1
TEL.017-739-8761
FAX.017-739-8749


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ヒバ油


 

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